お家時間DIY


3時間目:塗料の保存と廃棄3時間目:塗料の保存と廃棄

塗料の保存方法

塗料が残ってしまったら・・・

塗料は使いきって頂くのが一番ですが、どうしても残ってしまった場合は、保存することも可能です。保存の仕方は容器の縁についた塗料をキレイに拭きとったあとでフタをしっかりとしめてください。
縁についた塗料が残ったままですと、次に使うときにフタが開けにくくなるだけでなく、密閉しにくくなります。フタをきちっと閉めないと空気が入り、塗料が固まってしまいます。

保存場所と環境

余ってしまった塗料は、お子さまの手の届かないところに保存し、誤って口に入れたりしないように注意してください。また、次のような場所に保管しないでください。

  • 直射日光の当たる場所
  • 高温になる場所
  • 湿度の高い場所
  • 火気のある場所
  • 凍結する恐れのある場所

塗料の破棄について

塗料の捨て方

塗料は液体の状態では廃棄することができません。塗料はなるべく使いきってから廃棄してたいところですが、少し残ってしまって、やむを得ず塗料を捨てる場合は…塗料を出来るだけかき出し、新聞紙などに塗り広げて乾燥させてから、一般ごみとして処分しましょう。

容器の捨て方

容器の中の塗料を使いきって(容器の内側についた塗料が底に溜まらない程度)から、火気のない屋外で容器内の塗料を充分乾燥させてから金属ごみとして処分しましょう。
*地域によって石油缶(一斗缶)は粗大ごみに分類されることがあります。
地域のごみの分別をよく確認してください。
*一部、プラスチック容器に入った製品があります。
プラスチック容器の場合はプラスチックごみとして処分してください。

水性塗料の場合

刷毛などを洗浄した水は洗濯排水などの生活排水と同じ扱いですので、下水道に流しても問題ありませんが、極力多量の水で薄めてから流しましょう。下水道が整備されていない場合も生活排水に準じた処理を行ってください。

油性塗料の場合

刷毛などを洗浄したうすめ液は、その都度処理せずに、しっかりフタの閉まる缶やビンに入れ、繰り返し使用することをお勧めします。処分する場合には、火気のない風通しのよい屋外で布にしみ込ませて、乾燥してからポリ袋に入れて、一般ごみとして処分してください。
*洗浄した水やうすめ液は直接河川や湖沼に流さないでください。

使いかけのエアゾール製品の保存と捨て方

保存前の注意

●詰まりを防ぐために容器を逆さまにして、1?2秒吹き、ノズルに付いた塗料を拭き取り、キャップをしてください。
正立の状態で保存してください。

保存場所の注意

●爆発やガス漏れの危険が伴う場所では保管しないようにお願いします。

  • 火気近く
  • 暖房器具の周辺
  • 車内
  • 直射日光の当たる場所や40℃以上になる場所
  • 湿度の高い場所
  • 結露が生じやすい場所

捨てる際の注意

必ず中身を使いきり、完全にガスを抜いてから捨ててましょう。中身が残っている場合は、新聞紙などに塗り広げて使いきり、乾かします。

*危険ですのでガスを抜く際、容器に穴をあけないでください。
また、爆発の危険がありますので、火中には絶対投じないでください。

ガスを抜いたあと、容器は金属ごみ、
キャップはプラスチックごみとして処分します。

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